コーヒー好きの方なら一度は挑戦した事があるハンドドリップ。
・お店で飲んだコーヒーが美味しくて家でも飲みたい!と思って実際に淹れてみたけど全然味が違う。
・ハンドドリップで淹れるとなぜ苦くなってしまうの?
このような失敗の経験をお持ちの方はいませんか?
マスターがかっこよく簡単に淹れているように見えるドリップコーヒーって、実は奥が深いんです。
そこで、今回は美味しいコーヒーを淹れるための4つのポイントをご紹介!
実践しやすく分かりやすい内容になってます。
ぜひ参考にして、自宅で美味しいコーヒー淹れてみて下さいね!
1.美味しいコーヒーを淹れる4つのポイント!
①分量
②挽き具合
③水
④鮮度
美味しいコーヒーを淹れる4つのポイントは「分量」「挽き具合」「水」「鮮度」の4つです。
この4つの基本を守ると簡単に美味しいコーヒーを自宅で淹れることが出来ます。
基本を守った上で、アレンジコーヒーなど楽しめるようになると、もっとコーヒーの世界が広がりそうですよね。
それではそれぞれのポイントについて解説します。
分量
コーヒー豆10gに対して水180mlが理想の割合です。
コーヒースクープやスプーンなどでお豆を計量している方が多いと思います。
実は1gでも違うと味に差が出てきてしまうので、スケールを使用して正確に量りましょう。
挽き具合
コーヒーが水と接している時間、つまり抽出時間によって挽き具合が決まります。
・エスプレッソマシーンを使用する場合
→抽出時間は数秒の為粉末状の細挽き。
・ペーパーフィルターを使用する場合
→抽出時間は2、3分程度なので中挽き。
・フレンチプレスを使用する場合
→抽出時間は4分なので粗挽き。
抽出時間が関連していることを知っていると、挽き具合の目安が分かりやすいですね。
水
コーヒーの98%は水です。
そのため味や匂いのない新鮮な冷水を使います。
浄水器を通した水が理想的です。
コーヒーの風味を最大限に引き出すためには、お湯の温度は沸点より少し低めの90℃〜96℃が最適です。
お湯が沸騰した後、ケトルに入れて30秒程度待ってもらうことで最適な温度になります。
鮮度
コーヒー豆は生鮮食品です。
最大の敵は酸素・光・熱・湿気!
コーヒー豆は密閉容器に入れて冷暗所で保管して、1~2週間程度で使い切ることをおすすめします。
風味を楽しむためには、コーヒーをいれる直前に挽くのが理想的です。
2.美味しいドリップコーヒーの淹れ方~ハンドドリップ編~
今回はハンドドリップを使って、2杯分のコーヒーを淹れる方法を紹介!コツを押さえて簡単においしいコーヒーを淹れてみましょう。
【用意する物】
・ドリッパー
・サーバー
・ケトル
・コーヒー豆(中挽き)
・スクープ
・ペーパーフィルター
・スケール
【美味しいコーヒーの淹れ方】
ドリップコーヒー2杯分の作り方
①準備
90-96℃のお湯をケトルに600ml用意。
ペーパーフィルターを互い違いに折って、ドリッパーにセットします。
紙のフィルターをセットして、一度お湯のみ注ぎ紙の匂いを落として器具を温めます。
サーバーのお湯をカップに移して一緒にカップも温めておきましょう。
②コーヒー豆を20gいれる(中挽き)
スケールにドリッパーをセットして、コーヒー豆を20g入れる。
ドリッパーを揺らしてコーヒー豆を平らにします。
ポイント
コーヒー豆の分量を正しく量りましょう。
グラム数が1gでも違うと味に大きな影響を与えます。
③お湯を注いで30秒待ちます
1回目のお湯はコーヒーの味を決める重要な工程です!
乾燥しているコーヒー豆にお湯をかけて、少しずつ膨らんで準備運動をしています。
豆全体にお湯がかかるように中央から外に向かって渦を描く要領で丁寧にお湯を60g程度注ぎます。
ここで30秒、蒸らします。
ポイント
※ペーパーフィルターに直接お湯がかからないように注意しましょう。
④2回目のお湯を注ぎます
2回目はコーヒーの風味が一番よく出る「コーヒーエキス」のようなイメージです。
中央に小さな円を描くようにお湯を60g程度注ぎます。
※円をイメージしながらお湯を注いでください。
・1~2杯の場合は10円玉ぐらい
・3~4杯ぐらいは500円玉ぐらい
ドリッパー内の湯量が上がって平らになったら注ぐのを止めて、1/4ぐらいまでお湯が落ちるのを待ちます。
ポイント
※お湯が落ちきる前に3回目のお湯を注ぎます。
⑤3回目以降のお湯を注ぎます
お湯は一定のスピードをキープしたまま、3回目以降も中央に小さな円を描くようにお湯を注ぎます。
できあがり量になったら、お湯が落ちきる前にドリッパーを取り外します。
コーヒーの濃度を整えるために、軽くサーバーを揺らし温めておいたカップにコーヒーを注いで出来上がりです。
お湯を注ぎ始めてから出来上がりまでに2分30秒~3分程度で入れることができると、バランスの良いコーヒーができあがり!
ポイント
※お湯を注ぐスピードも味を大きく左右するので、少し練習してみましょう。
・早く注ぐとコーヒーの荒々しさを感じます。
・ゆっくり注ぎすぎるとえぐみが出て苦みが増します。
3.美味しいアイスコーヒーの淹れ方~ハンドドリップ編~
夏に飲みたくなるアイスコーヒー。
ポイントはドリップコーヒーの2倍の豆を使用し、急冷する事です!
「香り高いアイスコーヒー」を楽しめます。
【用意する物】
・ドリッパー
・サーバー
・ケトル
・コーヒー豆(中挽き)
・スクープ
・ペーパーフィルター
・スケール
【美味しいアイスコーヒーの淹れ方】
アイスコーヒー2杯分の作り方
①準備
90-96℃のお湯をケトルに600ml用意。
ペーパーフィルターを互い違いに折って、ドリッパーにセットします。
紙のフィルターをセットして、一度お湯のみ注ぎ紙の匂いを落として器具を温めます。
お湯を捨てて、できあがり量までたっぷりの氷を入れます。
ここに挽具合の写真入れる予定です
②コーヒー豆を40gいれる(中挽き)
スケールにドリッパーをセットして、コーヒー豆を40g入れる。
ドリッパーを揺らしてコーヒー豆を平らにします。
ポイント
※豆はドリップコーヒーの2倍の40g。
スケールを使って正しい分量を量りましょう。
ここに挽具合の写真入れる予定です
③お湯を注いで30秒待ちます
1回目のお湯はコーヒーの味を決める重要な工程です!
乾燥しているコーヒー豆にお湯をかけ、少しずつお湯を吸収する準備運動をしています。
豆全体にお湯がかかるように中央から外に向かって渦を描く要領で、丁寧にお湯を60g程度注ぎます。
ここで30秒、蒸らします。
ポイント
※ペーパーフィルターに直接お湯がかからないように注意しましょう。
ここに挽具合の写真入れる予定です
④2回目のお湯を注ぎます
2回目はコーヒーの風味が一番よく出る「コーヒーエキス」のようなイメージです。
中央に小さな円を描くようにお湯を60g程度注ぎます。
※円をイメージしながらお湯を注いでください。
・1~2杯の場合は10円玉ぐらい
・3~4杯ぐらいは500円玉ぐらい
ドリッパー内の湯量が上がって平らになったら注ぐのを止めて、1/4ぐらいまでお湯が落ちるのを待ちます。
ポイント
※お湯が落ちきる前に3回目のお湯を注ぎます。
⑤3回目以降のお湯を注ぎます
お湯は一定のスピードをキープしたまま、3回目以降も中央に小さな円を描くようにお湯を注ぎます。
できあがり量になったら、お湯が落ちきる前にドリッパーを取り外します。
コーヒーの濃度を整えるために、軽くサーバーを揺らしグラスにコーヒーを注いで出来上がりです。
出来立てのアイスコーヒーは香り高く、スッキリとした味わい。
夏の暑さを一瞬で忘れさせてくれます!
お湯を注ぎ始めてから出来上がりまでに2分30秒~3分程度で入れることができると、バランスの良いコーヒーに仕上がる!
4.美味しいコーヒーを淹れる おすすめ器具4選!
自分のライフスタイルに合ったコーヒー器具を選んでみましょう。
自分好みの味や淹れ方を見つけると、自宅でコーヒーを飲む時間が「リフレッシュタイム」になりますよ。
ドリッパー
1杯1杯丁寧にコーヒーを淹れて楽しみたい方へおすすめ!
道具を揃えると、いつでも手軽においしいコーヒーを淹れることができるドリップコーヒー。
手軽なのに本格的な味わいを楽しめるのが最大の魅力。
豆や挽具合い、抽出スピードを変えて自分好みのコーヒーを探すのにぴったりの器具です。
フレンチプレス
本格的なコーヒーを自宅でゆっくり楽しみたい方におすすめ!
テクニックが不要、誰でも簡単においしいコーヒーが淹れられるフレンチプレス。
ペーパーフィルターを使用しない為、コーヒーオイルがそのまま抽出できます。コーヒー本来の風味やコクを楽しめるのが魅力。
お湯とコーヒー豆の分量を守ることで、誰でも簡単にお店と同じクオリティのコーヒーを自宅で楽しめます。
ソロフィルター
朝の忙しい時間帯でも美味しいコーヒーを手軽に飲みたい方におすすめ!
ペーパーフィルターに比べると少しさっぱりした印象になるソロフィルター。
しかし朝家族の朝食の準備をしながら、自分のコーヒーを1杯だけ手軽に淹れたい時に重宝します!
マグカップにソロフィルターをセットして、10gのコーヒー豆と180ccのお湯を注いで蓋をして待つだけ!
忙しい朝にぴったりの器具です。
直火式エスプレッソ
手軽にエスプレッソを楽しみたい方におすすめ!
電気式のエスプレッソマシンと比較して、「手軽にエスプレッソを楽しめる」のが最大の魅力。
お水をいれて、豆をセットして火にかけるだけで本格的なエスプレッソができあがり。
できあがったエスプレッソに温めたミルクを注ぐと簡単にカフェラテもたのしめます。
また場所をとらずコンパクトに持ち運びができるので、アウトドアやキャンプでもいつもの味を楽しめる!
5.まとめ
・コーヒーを淹れるために必要な道具を揃える!
・4つのポイント:分量・挽具合い・水・鮮度を守る!
・お湯の抽出スピードを一定にする!
今回は自宅で簡単にドリップコーヒーを淹れるためのポイントを分かりやすくまとめてみました!
基本を知ることで手軽に美味しいコーヒーを淹れることが出来るようになります。
そこから少しずつ挽具合い変えたり、コーヒーをアレンジしてより自分好みのコーヒーを見つける旅を進めることが出来ると楽しそうですよね!
ドリップコーヒー以外にも、簡単に自宅で楽しめる器具を紹介しているのでぜひチェックしてみて下さいね。
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